「戦争」のこと


たまたま、ここ2−3日の間に「太平洋戦争中」のことが話題になった。フイリッピンのジャングルで旧日本兵が助けを求めている、と言うのである。


今のところ日本兵の生存そのものが真実の事かどうかは判らないのだが、自分達戦争世代にとっては正に60年前に引き戻されるような話である。


なにせ、「昭和生まれの自分達に日露戦争」がそうであるように、今の若い方々にとっては「日米戦争」があったことさえも実感が沸かないのももっともだろうと思う。


まして、小泉さんがかっての敵国アメリカの方ばかりを向いて政治をやっているのだから無理もない事だが、自分達は、つい「60年前」に、「鬼畜米英」と言って竹槍で「アメリカ兵」に見立てた「わら人形」に、「エィ」、「ヤッ」、と銃剣で日々汗を流していたのだから・・・。