2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「ひめゆりの塔」、「慰霊の碑」

沖縄には内地にない蒼い海、珊瑚礁、大自然がある。かって琉球王国として近隣国とも平和裡に暮らして来た歴史的経緯もあってか一般的に沖縄人は穏やかで従順でそして我慢強い。平和馴れした現代の我々が忘れてならないのはこの沖縄の過去の悲劇だろう。 日本…

「反戦」「反基地」感情

更に、現地に来てみて判ったのは、「反基地」と言っても本土で考えるほど単純ではないらしい、現実に「基地」で生活している人及び「基地関連」は我々が想像している以上に多いらしい。 「米軍基地」は厳重な高い金網で囲まれていて、沖縄住民の貧弱な住宅と…

沖縄にて想う

久々に沖縄に来た、以前、時折仕事で来ていたのだが今回は観光ツアーで二泊3日の旅程であった。ご当地沖縄では、つい一週間前(4月22日)参議院議員補欠選挙があったばかりである。 今回の参議院補欠選挙は与党「自民-公明」対「野党連合」対決構図として全…

「白け」の結果

然しこの「白け」の結末は怖いと思う、このような状態が続けば有権者が投票の意欲を削がれ、投票率低下をもたらし、政治と民意は益々乖離し、その事が又政治不信を増大し兼ねない。 考えてみると日本人は、国民が政治に参加する権利―「民主主義」を自ら勝ち…

開票前に「当選者発表」

開票前に「当選」を発表するテレビの恐ろしさ、とでも言うか、過日の4月8日、「統一地方選挙前半戦」と銘打っての東京都知事を始め、地方の知事の選挙開票結果がテレビで「速報」された。 当日、投票締め切りの午後8時を過ぎた途端、民放テレビの各社が競って…

「裁判員制度」への疑問

被害の家族が裁判の場で被告(加害者)に怒りや心情を吐露したり、一般市民が刑事裁判に裁判官として参加する裁判員制度が始るそうだが、これって本当に「進んだ良い制度」と言えるのだろうか、感情に流され情緒的裁判になる懸念を持つ。「人民裁判」とどう…

「仇討ち」は「報復合戦」

歴史上、「親が殺されたら子がその親の仇を討つ」「あだ討ち」が美徳の時代があった、然し、これが続けば(理論的には)永遠に報復合戦が続き、「憎しみ」の連鎖が果てしない事になる。 心なしか最近の刑事事件裁判で「死刑判決」が多くなっているように思う…

「憎しみ」の連鎖

「交通事故被害者家族」が、「加害者」への憎しみを露わに「犯人を極刑にして」と、街頭やテレビで怒りの声をあげ、その被害者家族の感情に配慮してか司法も従来の刑期を見直す趨勢にある。 この傾向は最高裁の資料でも明らかだ。うっかりミスの交通事故は業…