2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「記憶喪失」

その際、実に不思議な体験をしたのだが、今の家の間取りと全く違って見えたのである。それは紛れもない、4−5年前まで住んでいた前の家の間取りであった。寝床に入って薄暗い部屋の天井・四囲を見回し、今の自分の居るのさえも腑に落ちないでいた。 ひっくり…

「CT検査」

行きつけの高輪病院では「脳神経外科」で診てもらう事となり、直ぐ主治医は「CT検査」を手配してくれ、その結果すぐさま午後には手術と決まったのである。主治医の素早い処置と判断には敬服するしかない。 主治医には「何時頃頭を打ったのですか」と聞かれ、一…

「脳内出血」

正月半ばの先日、急に体調を壊し高輪病院に緊急入院し、頭部手術、術後約一週間の入院体験をした、診断書では「慢性硬膜下腫」となっているが所謂「脳内出血」と言う症状だった。 当日、妻が自分の異変に気付き、タクシーで病院に連れて行ってくれていなかったら…

危険な「現実」

今、日本最大「1000万部の販売部数を誇る読売新聞」が、社説と記事で「憲法改正」を掲げ、安倍晋三が総理大臣としてその事を言い立てている。 渡辺恒雄氏は過般の日経新聞「私の履歴書」で明らかにしているように、「読売新聞の社主で主筆」だと公言している。読…

過去を忘れ、学ぼうとしない日本

一方の日本はどうか、A級戦犯で巣鴨プリズムに囚われの身だった岸信介は満州人脈(児玉誉士夫等)と共に釈放され政界の表舞台に踊り出、敗戦後12年も経たない1957年2月に首相にまで就いた。 満州人脈は、敗戦と同時に、それまで国の総力をつぎ込んだ満鉄の…

 (二)「過去に学ばないものは過去を繰り返す」

日本と一緒に戦ったドイツは違った道を選んだ、第二次世界大戦後、ドイツは戦争犯罪者を自国で裁き、過ちは絶対に繰り返さないと決意し、「真の戦争の原因は資源の偏在と国境にあり」と看破し、欧州資源共同体EECを創設した。 このEECを発展させたのが、…

 (一)オシムの言葉「新聞は戦争を始める事が出来る」

今年は西暦2007年・平成19年、昭和で通算すると82年になる。 「昭和一桁世代」も、早くも「還暦(かんれき)」を超えるのだが、戦争を知らない世代が主役となる今年は、重大な日本の屈折点になりそうな予感がする、年頭に当り二つの言葉を引用したい。 念のた…