2007-01-01から1日間の記事一覧

危険な「現実」

今、日本最大「1000万部の販売部数を誇る読売新聞」が、社説と記事で「憲法改正」を掲げ、安倍晋三が総理大臣としてその事を言い立てている。 渡辺恒雄氏は過般の日経新聞「私の履歴書」で明らかにしているように、「読売新聞の社主で主筆」だと公言している。読…

過去を忘れ、学ぼうとしない日本

一方の日本はどうか、A級戦犯で巣鴨プリズムに囚われの身だった岸信介は満州人脈(児玉誉士夫等)と共に釈放され政界の表舞台に踊り出、敗戦後12年も経たない1957年2月に首相にまで就いた。 満州人脈は、敗戦と同時に、それまで国の総力をつぎ込んだ満鉄の…

 (二)「過去に学ばないものは過去を繰り返す」

日本と一緒に戦ったドイツは違った道を選んだ、第二次世界大戦後、ドイツは戦争犯罪者を自国で裁き、過ちは絶対に繰り返さないと決意し、「真の戦争の原因は資源の偏在と国境にあり」と看破し、欧州資源共同体EECを創設した。 このEECを発展させたのが、…

 (一)オシムの言葉「新聞は戦争を始める事が出来る」

今年は西暦2007年・平成19年、昭和で通算すると82年になる。 「昭和一桁世代」も、早くも「還暦(かんれき)」を超えるのだが、戦争を知らない世代が主役となる今年は、重大な日本の屈折点になりそうな予感がする、年頭に当り二つの言葉を引用したい。 念のた…