「白け」の結果


然しこの「白け」の結末は怖いと思う、このような状態が続けば有権者が投票の意欲を削がれ、投票率低下をもたらし、政治と民意は益々乖離し、その事が又政治不信を増大し兼ねない。


考えてみると日本人は、国民が政治に参加する権利―「民主主義」を自ら勝ち取ったものではない、戦後、権利として与えられ、それだけに意識が希薄で民主主義政治には決定的な弱さがあるように思う。


前回見たように我国の投票率は年々低下してきている、これは完全に「悪循環サイクル」に陥ったように思う、このまま行けば例え少数支持者であろうと、兎も角も一旦当選してしまえば「国民代表」、気付いた時には「手遅れだった」となるのではあるまいか。



(写真は高岡・古城公園、紅・白梅)