「FOXテレビ」の正体
又、世界中で右派の主張を応援しているオーストラリアのメディア王「ルバート・マードック」がCNNに対抗してFOXと言うケーブルテレビ・ネットワークを創設した。
その結果、娯楽番組で視聴率が高い「FOXニュース社」はブッシュ政権の最も露骨な代弁者となった。
FOX社の社長ロジャー・アイレス氏は、ブッシュ親子のホワイトハウス入りに最も貢献した共和党の選挙参謀であった。
FOXテレビは、2000年の大統領選挙の期間中,捏造した「ゴアの欠点」を誇大に報じ,お陰でブッシュは労せずして当選した、と言う。
巨大メディアがここまで巨大企業に支配されていなければ,間違いなく「アル・ゴア民主党大統領」が実現して,ブッシュ当選はなかった、と言うのが選挙通「大方の定説」なのだと言う。
又,FOXテレビは,ブッシュの当確をいち早く速報したメディアとしても知られる。
その速報が、NBCの親会社ゼネラルエレクトリック会長をして「ブッシュ当確」を「会長命令」として速報させて,「ゴアは敗者」のイメージと、その流れを「司法当局」も含め、全米に決定的なものとした。