「戦時中の日本」に同じ


今のアメリカの状況は、我々昭和一桁世代が戦時中に「いや」と言うくらいに体験し,後世世代には絶対にさせたくないもの,と考えて来た処のものである。

「非国民」と言われることを怖れ,「見ざる」「聞かざる」「言わざる」で,遂に60年前に日本国民は「敗戦」を喫したのだ。


「民主主義の本家」と思い込んでいるアメリカが,今このような状況と言うのは「皮肉」と言うよりも,むしろ自分達にとっては「肌寒い思い」を禁じ得ないのである。


(尚、このシリーズは,カレル・ヴァン・ウオルフレン著「ブッシュ,世界を壊した権力の真実」藤井清美訳=PHP出版=を参考とさせて頂いています)



(写真は路傍の花)