監視カメラでは「いたちごっこ」

okamakoto2005-07-27



監視カメラを250万台置いて,それでもテロは防げない、と言う世界の現実がある。

日本でもそのイギリスの対策を見習って,それ以上の監視対策を、の方向のようだが、仮に500万台、或いは思い切って「国民12人に1台」の「1千万台」置いて、それで果たして「万全」と言い切れる事なのかどうか。


「いたちごっこ」と言う言葉がある。

それは「とても追いつかない」、と言うことだが、世界的に「テロ」が続発する際に,この種の事態への対応には「万全」と言うのはありえない、「後手後手」になる可能性が高いのだ。


現在のテロ撲滅の努力・対策と言うのは,つまり、人間「性悪説」に立つものだと思う。

「テロをやる人間は悪い」―その事自体は、百人が百人誰しも異議を差し挟む余地のない事である,「テロを許してはならない」「悪い事」なのである。


然し、世界的「性悪説」傾向に対し、もう少し別の角度で考えてみたらどうなのだろうか。「テロを起せない」或いは「テロを起こさせない社会」への努力を目指してみる方向である。