小泉政権首相秘書官


一方、日本の小泉政権の「黒子」として「マスコミ対策」を一手に取り仕切っているのが「飯島首相秘書官」である。
彼はメデイア界を恫喝し、「政敵」を蹴落とす「謀略家」でもある。その一例を下記する。


昨年5月、小泉首相北朝鮮訪問の際,突如同行取材陣から日本テレビが除外された事件が起きた。


前日に、NTV(日本テレビ)が報道番組の中で,小泉訪朝で「北朝鮮への25万トンの米支援と、拉致被害者帰国」決定を小泉訪朝前に報道番組の中で報じた。


すかさず、飯島秘書官から「NTVは日朝交渉をつぶそうとしている。日テレ記者の北朝鮮への同行取材を認めない」と幹部に直接通告してきた。


政府専用機で,代表的新聞TV社が首相に同行取材するのは慣例になっている。そこから1社だけ拒否されるのは報道機関としては屈辱的問題なのだ。


後刻、官房長官のとりなしで「同行を認める」となったのだが、この一件だけを見てもマスコミ各社への「見せしめ」「牽制」と「恫喝」が、ほぼ日常化しているであろう事は明白である。