米「刑務所民営化」の轍(てつ)


アメリカで過去の一時期「民営化」が流行(はやっ)た、その状況の詳しくは7月17日の日記で記したのだが「民営化の結果」刑務所受刑者が急増、3.6倍に増えたと言う。


民営化は必要以上に収監者を増やす事になる、利益を増やすのが目的の民間企業にとって「収監服役者増加」方向に「官民一体」の癒着(ゆちゃく)の力学が働くのだ。


アメリカは過去の「民営化の間違い」と「行き過ぎ」に気付き、修正の方向にある、然し、竹中氏は一昔前のアメリカを学んで来てそれを日本に取り入れようとしている。


何よりも日本の「民営化」は、アメリカの「対日要望事項」としてかねてより日本政府に要望(指示)している方向なのだ。



(写真は東京タワー内の「経済館」、2.5時間で刻々累増する借金「100億円」の札束)