独立開業

okamakoto2006-02-18



事務所をオープンしたのは忘れもしない、昭和45年(1970年)12月5日だった。事務用机椅子及び、小さな応接セットはビル・オーナーの関連会社から運び込んでくれた。


社名は「仲介者」を英語名で付けた、その会社名は早速と「ビル入り口1階」及び「6階扉」に表示された、新しい時代の幕開けに相応しい社名と自信を持ったものだった、


机の上には電話局作業員が運んで来た新品の電話機が2台据えつけられた、それがこれからの未来を象徴するが如く「ピカピカ」と光って見えたものである。


その頃だろうか、「○○○○は一番、電話は2番」と言うコマーシャルが有名であった。電話局から頂いたのは、「局番も続き」なら「番号も続き」であった。


局番は、銀座地区は「5」だったので、3桁の続きの局番はご推測に委ねる、電話番号は並びの「1234」であった。自分はこれを代表電話にして2本の電話を引いた。


接客用の茶器一式等は、妻が自宅から運び込んでオープンに間に合わせてくれたものである。