2005-02-24から1日間の記事一覧

4.今何故デジタル化なのか?

デジタル化の問題は端的に言って結局「技術面の進歩」と言う事に尽きるように思う。放送の場合、従来の「アナログ方式」では地上局1局に少なくとも専有して1波が必要だった。然しその波をデジタル化すると復数の情報が同時に受発信する事ができる。 もっと…

3.その費用は誰が負担するのか?

上記①と②について国は1800億円負担を業界に約束済み(勿論国民の負担である)。テレビの買い替えは国民各自で負担せねばならない。

2.デジタル化のコストはどのくらいか?

① 送信者(放送局)側 500−600億円 ② 中継局(ローカル局) 1局当り50−60億円 ③ 受信者(テレビの買い替え) 全国で1兆円と言われている。

1.デジタル化によって何のメリットがあるのか?

①高画質・高音質 テレビの場合現在の走査線525本が1125本にほぼ倍増する事で画面・音質とも鮮明、高音質になる。 ②多チャンネル化 現在の1チャンネルが複数チャンネルになる。 ③双方向 放送局から一方的に放送されるだけではなく、受信者からも放送者へ発信…

6年後、家庭のテレビは「粗大ゴミ」になる?

政府の方針では、03年から始った地上波のデジタル化は5年間で全国網が達成し、それに伴ってアナログ放送は2011年7月で終了させる事となっている。 その時点で、今の受信装置ではテレビは何も映らない「ただの箱」になってしまう。(約4700万世帯と予想されて…

21世紀のマスコミ ② デジタル化

(写真は東京汐留の日本テレビ本社)