2005-07-22から1日間の記事一覧

娯楽は「白」と「黒」の世界

ところがアメリカのテレビでは,この大規模な紛争を、一方が悪(パレスチナ側)で,その悪に対する(イスラエルの)戦い、と言う構図に決め付けられて報道されるのが当然視されるようになった。 これらは娯楽産業としてのテレビ報道の共通した傾向であり、9・11事…

娯楽産業のテレビジャック

これはあたかも、「娯楽産業によるメディアの乗っ取り」現象と言うべきものだと言う 人間の営みの中でこれまでずっと「真面目さ」が良しとされて来た分野が娯楽に占領された状況となった。 例えばこれがどのような形で現れているかと言うと、イスラエル・パ…

ケーブルテレビで低俗化

ところが、近年のアメリカにおけるメデイアは,「ケーブルテレビ時代」に入り、すっかり役割が変わって、ニュースの権威もプライドもなくなってしまったのである。 ケーブルテレビでは完全にニュースは娯楽番組の一部となり,大衆レベルの娯楽産業の一部に堕し…

「テレビ時代」

現代の「情報社会」に於いて,日々に人々が得るニュースや知識は圧倒的にテレビから得るところが多くなった。この事は日本だけのことではなくて全世界的傾向なのだろう。 アメリカに於いても,同じように大多数の国民の共同体意識を共有するのは「テレビ」であ…