娯楽は「白」と「黒」の世界


ところがアメリカのテレビでは,この大規模な紛争を、一方が悪(パレスチナ側)で,その悪に対する(イスラエルの)戦い、と言う構図に決め付けられて報道されるのが当然視されるようになった。


これらは娯楽産業としてのテレビ報道の共通した傾向であり、9・11事件後顕著となった傾向なのだ。


アメリカの放送がこのように変質した原因にはテレビ業界の大企業支配の現実と事件のトラウマがあるのだが、その重大な変化については明日以降引き続き見て参りたい。



(写真は路傍の花)