2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

小泉さんは女性や若者を愚弄

今の小泉さんの戦法は、本音では、「政治を貶め」、「女性や若者」をバカにしている証明だからだ。 今度の総選挙は「政権交代」が唯一の争点だと思う、日本が敗戦後60年も、政権交代がなかった事が今日の政治の腐敗と劣化・混迷を招いた、と思っている。

政治は「郵政」だけでない

尚、調査で、今回の選挙で関心のあるのは「年金」が44%で、「郵政民営化」が19%と、小泉さんの選挙スローガン単純化戦略を見抜いているように思う。 NHK調査では、既に投票者を決めているかどうかを、地方区と比例区に分けて調査している。地方区で62%…

NHK調査で高投票率期待

いよいよ総選挙の投票日まで、4日間を残すのみとなった。テレビや各種新聞が報ずる所では「小泉自民党圧倒的に優勢」とあるが、本当にそうなのだろうか。 一方、5日のNHKニュースで報じられた「投票直前の有権者投票行動調査」では、予想投票率が先週よ…

国民性

このような歴史的・宗教的バックボーンがミャンマー人の穏やかさ、優しさ、従順さ、忍耐強さとなっているようだ。 然し、結果的にはこの国民性が軍事政権の延命に力を貸す事となっているように思えてならない。然し周りの国際状勢からも、何れはこの国は民主…

ミャンマーの歴史

イギリスに占領されるまでの王朝は歴代熱心な仏教信者で、特に第8代バガン王や次のミンドン王は精力的に立派なバゴダや寺院を建立した程だ。 史実では今から約150年前の1852年、インドを支配下にしたイギリス軍はヤンゴンを占領し、更に1885年にはマンダレ…

宗教と政治

ミャンマーは仏教徒が85%を占めていることは既に記した。 国民性が温和で忍耐強く従順なのも、この国の宗教―仏教―と関係があるように感じられる。 軍事政権に国民が反対しながらも、真っ向から対決する姿勢に今一つ物足りなさを感じるのにもこの国の宗教の…

軍事政権

この国は軍政を敷いているのだが、軍人と言っても格別に「いかめしい」感じはないし、特に上官はユーモアもあり親切でその後も、道に迷いホテルまで送ってもらったこともあった。 さて、軍事政権が何故民政移管をしないのかという問題である。これは自分の感…

マンダレー旧王宮

マンダレーには旧王宮があり、かっては此処が日本軍の司令部のあったところなのである。一辺が3キロもある正方形の敷地は7−8メートルの城壁が築かれ、更にその外側は70−80メートルもある外堀で囲まれている。 出入れの通路は東西南北各一箇所づつ計4箇所し…

古都マンダレー

さて、二回目の訪問の折に、単身ヤンゴンから国内機で1時間半かけてこの国第二の都市、古都マンダレーを訪れた。 異国では朝早く周辺を歩くのが習慣になっていて、未明からお坊さんの後に付いて同じ素足で街中を歩いてみた。 見ているとお坊さんにすれ違う…

純朴さ

ミャンマーに入国して第一に感じるのは、その自然の純朴さではあるまいか、大量の車が外国から輸入されていないせいか他国都市程には大気が汚れていない。 街中にも緑が多く、接するこの国の人々も素朴そのもの、穏やかで温か味がある。この国に行く度に明治…

無数の「パゴダ」

ミャンマーには数え切れない数の「パゴダ」がある。一種の仏塔だが、金ぴかのものから素朴なものまで、ヤンゴン市中の「スーレー・パゴダ」等は有名だが、夜ライトアップされたのを見ると自ずと頭が下がる神々しさがある。 北のマンダレー近郊バカン市にはこ…

ミャンマーの仏教

ミャンマーの朝は坊さん達の托鉢行脚で始る、袈裟を着、素足で各家を回り、各家庭では喜んで一飯を喜捨する。坊さん達はそれで一日の糧に充てる。 お釈迦様が紀元前500年も前に「人間如何に生きるべきか」を瞑想の内に悟りを開いたのが仏教の起源だが、同じ…

ミャンマーと日本

ミャンマーはその昔「ビルマ」と称した、首都のマンダレーは以前には「ラングーン」と言った。 インドとタイ、及び中国に挟まれた国、―と言っても国土面積は日本の約1.8倍もある大国である。 おまけに国土は日本とは対照的に殆ど平地ばかりで、荒地や砂漠も…

「ミャンマー」の貧しさと豊かさ

ところで、今の日本の「物余り、精神の荒廃状況」とは、正に対照的で「貧しく然し心の優しい国」がミャンマー(ビルマ)であるように思っている。 この国は日本に同じ仏教国で、以前から自分が大変親しみを感じて2−3度訪れているのだが、その度に「これが日本…

「物が溢れる」日本社会

「物には魂がある」と感じている身には、最近の何でも簡単に「不要物」として「ポィ」と捨て去っていく風潮にはどこか危うさを感じる。 今の時代、欲しい物が簡単に手に入る世の中になって「これでもか」、「これでもか」とばかりに、物が身の回りに溢れ返っ…

「物には命がある」

「物には命がある」と実感するのは、電気製品でも経験する、2年前に2台のテレビが相次いで駄目になった。冷蔵庫もそうだ。 不思議なことに妻とテレビの悪口を言っていた途端に、テレビが映らなくなってしまった。それも相次いで。「冷蔵庫の調子が悪いね」、…

祖先の魂

さて、田畑は夫々を県の農業委員会の許可を得て、近隣の方に買っていただくことになった。 延べ200坪の家は4―5キロ離れた篤農家が解体して買って行かれることとなったし、2つの蔵も近隣の方で夫々が買って曳いて行かれる事となった。 そのような無我夢中の…

五十年前の体験

これは自分の胸の中に仕舞い込んで、墓場まで持っていく積りだったのだが、この事を話さないと理屈だけになってしまいそうなので、あえて此処で記す事とする。 50年前、「田舎の長男」が転勤族になって、仕事と家の両立に悩んだ末に田舎の家をたたむことに決…

日本人の器用さ

「銃」や「竹槍」を、敗戦後は「もっこ」や「鶴はし」に持ち替え、「働きバチ」として「滅私奉公」「粉骨砕身」して来たのである。 そのお陰で、日本は焦土から立ち直り、アメリカに次ぐ経済力の国になったし、先進国入りして今日に至った。 この日本人の「…

日本人のメンタリティ

日本人の自然に対する「畏敬の念」と、「諦めの良さ」はこのような環境の中で長年に亘って自然と育まれたものではなかったろうか。 戦時中、アメリカが「木と竹と紙」の日本家屋を焼失させるべく、ガソリンを粒状にした特殊焼夷弾を空からばら撒いて、容易に…

日本の建物

日本では果たして百年−2百年と耐える建築物がどれだけあるのだろうか、最近建てられている立派で瀟洒な建築物も、精々が数十年持てば良い方ではなかろうか。 日本人にはヨーロッパの如き「旧さを貴ぶ」気風がなく、「旧きを壊し、新しいもの」に簡単に取り替…

ヨーロッパの建物

ヨーロッパの国々を旅すると、ゆったりと流れる「悠久の大河」の如き趣を感じる。今から数百年前の建物が現代にも住居として使われ、何代も連綿と続いた子孫がそこに住まっている。 レンガ造りの建物の入り口には「1505」とか「1600」年代の表示がしてあって…