2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「拝金主義」

現在のように金儲けする人が「偉く立派」とされ、「尊敬され」る時代だと言うのは、今の子供達にとって果たして教育上それで良いのであろうか。 最近の子供達のアイドルも「堀江モン」とか「孫正義」だったり、大した「苦労」もせずに一瞬にして「巨億のカネを…

「ゼロ金利政策」

それにしても最近の株式市場は異常な過熱ぶりのようだ、「株をやらずんば人にあらず」とばかりに、怒涛のようにカネが証券会社経由で「鉄火場」に流れ込んでいるらしい。 最近では主婦層を主体にインターネットでの個人投資家が600万人を超えて、奔流の勢い…

失われた「勤勉貯蓄」

先ず身近な実例から記す、つい先日、地方出身の親戚の大学生青年が「相談がある」と言って暫くぶりで訪ねて来てくれた。 親元から毎月仕送りを受けているが、「自分なりに仕送りの中から毎月こつこつためてきた銀行の預金がある」 幼い頃から「祖父母や両親…

小泉・竹中政治の「効率的競争社会」

「頑張っても頑張らなくても結果はそれ程変わらない事が日本の「モラルハザード」を蔓延させ日本経済低迷の原因と理解すべきだ。」(以下答申書から) 「規制・保護等、過度に平等・公平を重んじる日本型社会風土を「効率と公正」を基軸とした透明で納得性の…

「アメリカの後追い」する日本

日本社会はここ数年、急激に変化してきている、人間関係がお互いに「ギスギス」「イライラ」「カリカリ」しているように感じる。 連日のように報じられる凶悪犯罪、破廉恥罪、悪徳商法の蔓延等、留まる所を知らぬ犯罪の続発は一口で言ってこれは「現代社会の…

「政治」と「政権交代」の役割

正常な民主主義国では政権交代があって、その段階で反対党が政策の見直しを行い、政治の出番の役割を果たすのが普通だ。 イギリスでは「保守党と労働党」が、アメリカでも「共和党と民主党が」政権交代で相互牽制を行いつつ、行き過ぎには見直しも行って来て…

絶えざる「組織の変革」こそ必須

「民営化万能」ではない、むしろ弊害の大きさこそ後戻りできない悔いを残す事をアメリカは我々に教えているのだ。 現在のところ、「組織管理の体系」としては、官僚制に勝るものが見当たらないのも世界の現状である。 「規制緩和・民営化路線」を突っ走る竹…

アメリカの失敗

イギリスのサッチャー政権が「民営化の流れ」を作り、一応の成果を上げ、アメリカではレーガンが、そして日本では中曽根さんが「民営化」の流れを作った。 確かに、事業は「民」でやった方が効率的だしスピードも速い。「お役所仕事」と言う言葉もあるように…

「トップ」の姿勢

この人物は政界トップとも親密で、報道では、会社の社長室には「小泉首相とのツーショット写真が飾っているそうだから、現代「日本社会トップ」の風潮を代表しているように思えてならない 「俺が一番偉いのだ、俺の言うとおりやれ」「さもないと干し上げるぞ」と…

「後は野となれ山となれ」

一昨日も取り上げたが、先日の「マンションの構造計算偽造事件」でテレビ画像から映し出された「ゼネコン会社の社長」は正に「ペテン師」そのもの、最近の世相を反映している。 報道では、このゼネコン会社は、20人で年間売上高100億に対し最終利益10億台と、厳…