歴史に学ぶ

okamakoto2005-03-01



「歴史は、過去に遡って追体験する事で、過去に生きた人間の人生までも経験する事だ。それが出来るかどうかは感性と想像力の問題である」


「人間は学ばなければならない、学ぶと言うのは既に生きた人達から自分が将来生きて行くために大事な何ものかを得ていく、と言うことである。若い時代に学ばないで過ごした人は一生学ばないで過ぎてしまう」


「危機には2通りある、克服し再び隆盛を取り戻せる危機と、どうしても止められない危機がある.日本の今の危機は前の方だ」


以上は「ローマ人の物語」を書き、ローマ人と歴史を研究している塩野七生氏の言葉である。