過去から学ぶ

　
1月から3月までの短い期間だったが、昭和時代を振り返り、特に敗戦に至った経緯について概観してみた、然しまだまだ分析も足りないし不十分だと思っている。それを十分にやっておかないと、今現在起きている事象についての的確な判断も出来ないし、ましてこれから以降の将来に生かすべき方策も見えないように思うのだ。

平成以降を生きるためには今現在拠って立っているこの足元を固め、向かうべき方向に視点を据え、方策を立てることが必要だが、それには過去を正確に知り、分析し検証しておくことが絶対必要不可欠なものと思っている。

この国に住む私達が、少し周囲を見回してみても、現在の政治・行政・経済・金融・財政・外交・教育・情報・年金・犯罪等、どの部門にも大きい課題を抱えている。夫々が過去の延長では解決不能の問題ばかりで、現在が時代の大転換期である事を痛感させられる。