減収を続ける相続税収


ここで参考までに相続税収の推移を見てみる。(平成16年度は国税庁からは未発表で推計値である、単位は兆円)


 (年度)    税収合計額    相続税収  税収に占める率  
1988年(S63)  50.8      1.8       3.6%   
1998年(H10)  49.8      1.9       3.9%   
2004年(H16)  41.7        1.1      2.6%   


上記のように相続税収が年々減少し、税収全体に占める率も漸減している、それは近年の減税が高額所得者の負担軽減に力点が置かれ、同時に相続税の軽減が相次いで実施されたからである。