「円高・ドル安」

okamakoto2005-06-28



銀行から1億円を借りてアメリカ国債を@200円で50万ドル分を買っていたとしよう、バブルが破裂して銀行から返済を迫られ、実際売りに出した時に対ドル相場が@100円だったとすれば(利息や損害金は、抜きで)手取り額は5千万円でしかない。


プラザ合意」での、「円高・ドル安」とはそのような局面なのだ。
為替の変動とは、従って日米間の所得を実質的に移動させる事である。1ドルが200円だったのが1ドル100円の「円高相場」となると、ドル資産は大幅に減価して、1億円が5千万円になる事である。