プライバシーの主張

okamakoto2005-07-26



この頃やたらと「プライバシー」が叫ばれる。
出版業界に向け「政治家」から「プライバシーを犯された」と訴えるケースが多いと聞く。


一方,庶民の方は,―特に刑事事件ともなると全く「プライバシー」はないものらしい。

その人が容疑の段階から,任意同行写真から、個人情報までがマスコミを通じて「警察情報」で世間に曝される。


政治家でも先般「学歴詐称」で代議士を辞めさせられた代議士さんがあった、確か、卒業したと言うアメリカの大学が違っていた,という程度の問題ではなかったろうか。


そのような事は大体が「野党」の場合に表面化し問題視されて事件になる。最近だが、その人が辞めたお陰で「首相補佐官」に返り咲いた方もあった。


学歴詐称」と言うが、本来,学歴よりも,その人の識見とか政治信条が大事だと思うし,選挙民は学歴に投票したのでもなかろう。選挙民の選択よりも「官の判断」が正しいとでも言いたげだ。


以前に「個人情報保護法」なる法律が国会で通ったようだが、こう見てくると「個人情報」も「プライバシー」も「権力」や「強い者」を守るために作られた、と思いたくなる。