既に7月15日以来の日記「病んでいるアメリカ」で記述したように、ブッシュが今日のように「世界の破壊者」になっている現状に至る主な要因として,下記5点を指摘した。
①ブッシュの黒幕「ネオコン」の存在,②民営化で公的部門が弱体化した,③巨大資本化で大企業が国を支配するようになった,④大企業陣営の腐敗,⑤巨大企業のマスコミ支配。である。
これらは共和党ブッシュ政権,及びその基盤となっているアメリカの政治・経済、並びにそれを支える勢力に焦点を当てた考察であるが,一方の政治勢力「民主党」はどのような状況下にあったのか,何故ブッシュに連勝させてしまったのかを見ておく必要がある。
