新幹線工事進行中


それなのに、7―8年後の北陸新幹線開通を目指して、敷設予定の北陸各県の所々で新幹線関連工事が進んでいる。


「所々の工事」、と言うのは新幹線関連工事が細切れに進んでいるからだ。

駅舎だけが先に着工し、仕上がっている所もあれば、高架橋工事が何百メーターだけ出来上がっている個所も所々ある。

ご丁寧にも「倶利伽羅トンネル」は一度貫通したのに、もう一度掘り直したのだと聞く。


公共工事」が、各県地元の関連業者に公平に行き亘るようにとの配慮だと思えるが,そもそも新幹線の必要性から新幹線敷設が発想された訳ではないからだろう。


この工事が完成した暁には東京から北陸までは片道3時間弱になるらしいが、今に比し、どれほどの利便性・必要性・経済効果があると言うのだろうか。


今でも北陸の主要都市には羽田からだけでも1日数便の飛行機が飛んでいて、ものの1時間で到着するのだから急ぎの際には充分な足の便と考えるのに。