新しい潮流

okamakoto2005-08-22



長野県の田中康夫知事が中心となって新党「日本」が立ち上げられたと聞き、総選挙で若い人たちへの選択肢が増え、「面白く」なってきたと思う。


旧来の選挙は自民党主体の「利益誘導型」だったが、少なくとも「将来の日本はどうあるべきか」の本質に迫った選挙になりそうだからだ。


郵政民営化」だけを争点にしたい小泉さんにとって、この国の抱える問題は、内政・外交等、正に多岐に亘っていることが、徐々に国民にも理解されつつある事が心強い。


先にもふれたが「郵政の改革」も大事だ。然し所詮内政の中の「ワン・オブ・ゼム(多くの中の一つ)の問題」でしかない。


内政だけでも「危機的財政問題」、「矛盾だらけの年金問題」、「政治に翻弄されている教育問題」、「年々不公平が拡大する税制問題」、「膨張し切っている各省庁予算」、「特殊法人の整理改革」等、問題山積だ。


小泉さんがこだわる「郵政問題」は、既に2年前に「公社化」したばかり、「生田正治総裁」の、後2年の改革実績を見ながら考えても決して遅くはないものだ。


幸い小泉さんは「旧い利益誘導型の自民党」をぶっ壊してくれたのだ。敗戦60年目、今度の総選挙を機に、心機一転「還暦後の日本」をスタートさせれば良いのだ。


思うに、所詮「小泉さん」や「小沢さん」は「壊し屋」でしかない、彼らは旧自民党でも「アウトサイダー」だった。率直言えば、彼らには「創る」事は無理だと思う。