投票率80%近いか
昨日NHKが、今度の総選挙についての世論調査を行い、その結果が発表された。それによると興味深い幾つの事が予想されているので、今日はそれを見る事としたい。
今度の総選挙に「非常に関心がある」が40%、「ある程度関心がある」が40%、で合計「80%の人が関心あり」、だった。
「投票に必ず行く」59%、「行くつもりでいる」23%で、合計「81%の人が行く予定」でいるとの結果が出た。
(尚他に、「行くかどうか判らない」12%、「行かない」5%)
このNHKの調査結果が、そのまま実際の投票率となった場合、過去の総選挙投票率と比較した場合、どのような位置付けになるだろうか、を見る。
近年までの衆議院選挙での投票率を、下記に記す。(最上段を近年の実績とした、全国平均の投票率である)
投票日 投票率
15・11・9 59.86%
12・6・25 62.49
8・10・20 59.65
5・07・18 67.26
2・02・18 73.31
尚、昭和20年の敗戦後、最初の衆議院選挙は昭和21年4月10日であるが、その時の投票率は72.08%であった。
戦後60年間に22回の衆議院選挙があったが、最も高い投票率は昭和33年5月22日の76.99%、それに次ぐのは昭和27年10月1日の76.43%である。
従って、今回の総選挙で、もし80%近い投票率となれば、過去60年間、日本の歴史の中で最高の投票率を記録する画期的な総選挙となる。