「家業」政治家

okamakoto2005-08-24



日本の場合、最近の政治は「家業」のようになってしまった、親が政治家なら、子が後を継ぎ、更に孫にまで、となってしまっている。


現状、今や政治家の約3割が世襲議員だと言う、特に「政権与党自民党」に至っては約4割が二世・三世議員である。(前回衆議院選挙での自民党当選者237名中91名が世襲)。


他にも、後継者が近親者だったり、秘書上がりと言うケースもあり、政権党では実質的に「地盤」「看板」を継承して、議員の座は殆ど固定化している。


そもそも、「世襲制」は、伝統工芸等「秘伝」のように何代にも亘って引き継がれる特殊な世界で一般的だった、歌舞伎や能・お華・お茶等の領域である。


又、「医者」とか「事業経営者」のように、多額の設備や投資を生かす趣旨で、何代かに亘って世襲制を取る職業もある。