不可思議な「株価上昇」

投票日まで、未だ日があると思っていたら、もう明日となった。それにしても今度の選挙は日本にとって実に重要な選挙になると考えている。

もし、小泉さんが勝利すると、「狂人」に刃物を持たせる形になる、余勢をかってこの男は何を始めるか判らない。

小泉・竹中ラインは今度の選挙の勝利に異常な執念を燃やしている、それは東証株価の動きを見ていて判る。

国会解散が決まってから日本の株価は異常な上昇を続け、昨日は遂に売買高3．1兆円最高売買高を記録している。

これは「選挙期間中は株価は動かない」の常識を覆すものだ、何らかの作為があっての動きと断ぜざるを得ない。（選挙後の株価の動向を剋目したい）

竹中氏は経済・財政担当大臣なのだ、政府の関連資金は意のままに動かせる立場にいる、他ならない竹中氏の事だ、アメリカの大手ファンドと意を通じることも出来よう。

日本の経済が急に良くなる筈もない、となれば「自民党勝利」以外にはこれといった材料はないといってよい。投票前に既にそのような予測が出ているのだろうか。