「みんな見事に引っかかった」


13日付のサンケイ新聞で、前首相森喜朗氏(小泉さんの親分)は、自民党の圧勝について、「元々国民の関心は年金や税制が上で、郵政は下の方だった」


「賛成派も反対派も郵政の事ばかり話したから(選挙の流れが)変わった。
小泉さんも「郵政」「郵政」って、余計な事を喋らなかった、みんな見事に引っ掛かった」


「小泉さんによる報道管制が敷かれたようなもんだ」。
小泉さんの親分が、見事に子分の手の内を明かして見せたのである。


今更ながら、国民の中には自民党を「勝たせ過ぎた」と思っているのが64%もいる。一方、公明の投票者でさえも「自民党を勝たせ過ぎた」が43%もいる、との事だ。(日経新聞今朝14日の記事である)


日本はこの後、小泉さんに何をされても、「圧倒的支持を得たのだから」と、押し切られそうな懸念が現実味を帯びて来たように思える。


昨日は、久々に妻と戦国時代の面影を残す歴史の町鎌倉のえにしを訪ねて、雑念を払うべく努めてみた。



(写真は鎌倉・鶴岡八幡宮