「ショー化」した政治

okamakoto2005-09-15



自民党が総選挙に大勝して、「小泉さんの《郵政》《郵政》に引っかかった(森前総理)」、「与党が勝ちすぎた(自民首脳)」、「リーダーの違いだ(自民党役員)」。


何れも「小泉笑劇場」が終わって、「勝ち組」が正直な感想を洩らしたのだろうが、考えてみると「政治」を一つの「ショー」としか考えていない、と言う事なのだろう。


「勝てば官軍」「選挙民をうまく≪たぶらかせ≫たらそれで良い」、と言うのは、考えてみると真に「不真面目な政治」の時代である。


「言論の府」の筈の国会で、「政策に反対」した議員を「造反者」とし、「ちょっとした女性」を連れてきて対抗馬に仕立て、俄か議員に当選させ、「大勝した」


今の時代は、テレビが各家庭のお座敷正座を占めていて、ショー中継をやってくれるものだから、本来あるべき「真面目さ」が吹っ飛んでしまったのだろう。