「小泉劇場」の本質


多分小泉さんは「日本国の政治責任者」というよりも「小泉ドラマ」の主演及び演出を演じている積りではあるまいか。


田中角栄・真紀子の場合、相手を「家族・使用人・敵」に分類していたが、小泉劇では、「敵・味方」しかないのではないか、。


小泉劇場政治」の哲学は従って「強敵必殺」だったと思う。民主党の「菅さん」は、小泉さんにとっては最大・最強の政敵だったし、社民党辻本さんは「苦手意識」があった。


「公約を守れなかったからと言って大した問題ではない」、「イラク自衛隊が行っているのだから非戦闘地域だ」と、菅さんへの答弁で、つい「詭弁の矛盾や、本音」が暴露された。


社民党の辻本さんも≪しつこかった≫。今にも腹を立てて「吉田茂さんの二の舞」を演ずるところだった、この方は秘書給与問題でうまく「刺殺」出来た。


(吉田さんは昭和28・2・28衆議院予算委員会社会党の質問に腹立ち紛れに「バカヤロウ」と発言し、本会議に懲罰動議を出され、衆議院解散に追い込まれた)