リーダーが肝心
自民党が選挙前の177議席から296議席に歴史的な大勝を果たし、片や民主党は、177議席から113議席へと歴史的敗北を蒙ってしまった。
小泉さんが「自民党と公明党合計で過半数を割れば退陣する」と、叫び、それに呼応して「政権交代出来なければ退陣する」と公約したのが民主党代表岡田さんだった。
両者共に背水の陣を敷いた積りだったが岡田代表は「政権交代」を叫んで奮闘したが議席を大幅に減らして、結局退陣した。
確かに政治状勢としてここで「政権交代」が起きても不思議ではなかった.然し、如何んせん、役者は小泉さんが、一枚も二枚もうわ手だった。
小泉自民党が公明党の900万票を地方区と比例区でバーター取引したのが決定的勝因だった。公明党は、地方区では1地域で精々2−3万票が創価学会票と言われる。