「こだわり」の怖さ


それにしても「こだわりの怖さ」に慄然としている。特に指導者には「万機公論に決す」―先人の遺訓「指導者には心の広い人物」こそ不可欠のものなのだろう。


「反対者に対する執念深さ」、私的怨念に何時までもこだわり、「私憤を公憤とする残忍さ」、これらは指導者に最も不適任な特異な性格と言うべきだ。


今後の指導者選任に余程心すべき事だと心底から思い知らされている一人だ。
あれもこれも、日本があっての事と思うと、昭和一桁世代の一人として次世代・後世に対して申し訳ないとの思いが強くなるばかりである。(17日深夜之記)