「弱者にむごく」「強者にやさしい」政治


今の政治は弱者や病人は「自己責任」とばかりに突き放し、負担だけは強いている。何れ「税」の事については記す予定だが、今度の政府税調「増税案」でもサラリーマンや大衆課税で「大幅増税」となっている。


「医療改正大綱」で見ても「三位一体改革」の中で医療費は「都道府県単位」となり、何れは財政力の弱い地方は値上げ必至、老人は「死ね」と言う事になるかも知れない。


高額所得者の方はどうか、例えば「堀江モン」のように「有価証券譲渡益」が仮に1000億円であっても「分離課税」で、税務署は無関係に証券会社の手続で済み、且つ、最終的課税額も(損金相殺可能)で知れたものだ。


近年の上場会社はここ3−4年170社前後(今年は既に新規上場158社)だが、多くの持ち株売却の高額所得者は創業者利益としての特例法もあって何百億・何千億の所得でも納税額はサラリーマンに比し無いに等しいものだ。


おまけに今年度(来年実施)から「個人情報守秘義務」とかで、「高額所得者」の所得は「政治家等の所得」共々「公示」はされない「ブラックボックス」になるそうだ。



(写真は新潟・越後湯沢近郊の山々)