「善良人間」を地獄に誘い込む「バクチ時代」

okamakoto2005-12-07



インターネットでの株取引が手軽に「いとも簡単」に出来るようになって、居ながらに「何十万」・「何百万円」の株取引が可能となって、一体どのような悲喜劇が起きるものであろうか。


新聞情報によると、最近の証券市場活況の主体は主に「女性層」なのだと聞く、特に多くの家庭の主婦層がこの世界に参入して居ると聞く。


昔から家庭の主婦と言うのは、凡そ「株」や「バクチ」には無縁の存在だった、買い物に出かけてもスーパーの「どの店が今日は安い」と、「1円」「2円」の事で出費を気遣うのが「主婦像」だった。


井戸端会議は「子供の話題」や「人の噂話」だったにしろ、最近のように「どこの株で儲けた」の、「今度はどこの会社の株が上がる」らしい、と言う風潮とは無縁だった筈だ。


この種の「リスキー」な事は一部「男の世界」にはあったにしろ、女は家計を一手に預かり、支出を切り詰め、旦那の収入の中で家計をやりくりして、一家の家計を支え、家を安全・健全に守って来たのである。


第一に、この種の「儲けの話」になると、どうしても仲間内での「競い合い」になりがちだ、「損した話」はしないで、景気の良い「幾ら儲けた」の類になってしまうものだろうから。