今季「巨人」の変身

okamakoto2006-04-24



新聞のスポーツ欄は殆ど見ない方だし、プロ野球には余り詳しくはないのだが、今年の「巨人」は見違えるように強くなっているようだ。


報道によれば、昨日現在で巨人軍は20試合15勝4敗(1引き分け)は6球団中トップだそうで、既に今季の優勝確実が取りざたされているようだ。


巨人軍の監督は今季から堀内監督から、再度原辰徳氏に替わった、原さん自身は2年前に成績が振わず、詰め腹を切らされた経緯があり、その記憶も未だ生々しい。


多分、原さんは2年間の雌伏期間中に、屈辱にも耐えて、「監督道」への人間的成長を遂げたことが大きいのだろうと思う。


それ以上に剋目すべきは今季のチームの変容であり、一体感ではなかろうか、個人名を出すのは少しはばかれるのだが、昨年までは一部選手の我儘が目立ち、チームとしての一体感が欠けていたように思えた。


話題の中心には何時も「番長」とも言われ、派手な行動で目立つ清原選手がいたし、彼がチーム内で果たした役割と印象ははた目にも印象の強いものだった。


清原氏本人自体は、多分実際は気の小さい男なのだろうと思う、幼少期の環境か、或いは付き合う仲間が悪かったのではあるまいか。


野球は一発屋を集めて勝てるものではないのだろう、結局、チームプレイなのだろう、チームの総合力が勝敗を決する。


「悪貨は良貨を駆逐する」の法則に照らすと「悪貨は良貨のやる気をなくさせる」とでも言うのだろうか。