やたら「プライバシー」をふりまく

okamakoto2006-09-20



ここ数年で日本は、さま変わりして「殺伐」とした国になった。これは「小泉政治」が始ってからの事ではないだろうか、反対者に刺客を送り込んだり、規制緩和で「格差社会」にしてからのように思う。


卑近な事例を引こう、先日バス停でバス待ちをしていたら、直ぐ近くの小学校から出てきた5―6年とおぼしき一人の小学生の児童が同じ停留所でバス待ちを始めた。


二人だけだったので、「僕どこまで帰るんだ」と声を掛けた、ところが返ってきた答えが「それは内緒!」と言うではないか。おまけに立腹したように「プン」としている、さては自分も、「いかがわしい人物」と思われたか。


「まあ、人と会ったら『今日は』ぐらいは言えよ」、と言ったら、「先生に他人に話し掛けられても絶対話してはいかんと云われた」と、ごう然と言い張るではないか。


最近の学校では挨拶の仕方も教えないで、「他人を見たら泥棒と思え」とでも教えているようなのだ、確かに世間では事件も多いのだが、挨拶も出来ないのか、最近の学校での基本的人間としての教育は一体どうなっているのだろうか。


そう言えば最近同じこのマンションのエレベーターに乗り合わせて来る(顔見知り以外の人)は、朝、顔を合わせ、こちらが「おはよう」と言っても、「おはよう」とも言わない、そっぽを向いている。