2005-05-23から1日間の記事一覧

新たな実力者

更に最近では、「戦略会議実力者」竹中大臣が、税の事で具体的に種々ご提案になっていらっしゃる。「日本も従来の過度に公平や平等を重視する社会風土を「効率と公正」を機軸とした透明で納得性の高い社会に変革しなければならない」(答申書72ページ「おわり…

二つの「税制調査会」

法律は誰が作るかと言うと立法府、政治である。然し政治家もそんな実務のわかる人間は殆どいない。実務にタッチ出来る政治家はごく限られた人間しかないのだ。(以前の限られた期間の経験だが政界との関り合いから断言できる)税の実力者は自民党の「税の専門…

税の実力者

優遇が方々の業界や階層に出来、声の大きい方に気配りし、「手直し」を重ねて行くものだから原則がどこか「行方不明」になってしまったように思える。 これらは税務署が悪いのではない、法律がそうなっているからだ、官僚は法で決まった事しか出来ないのだ。

本来は「論理の世界」

「税金」ほど論理的に組み立てられ、どこからつつかれても非の打ち所のない理論的でなければならない分野は他にはない、と思うのだが、何時の頃からか、近年の税制の改革には理論より現実が優先しすぎている、やれ「景気対策」だ「不況だから」とか、「企業…

税の世界

今月は税制のことを考えていこう、と、思い定めていながら、具体的な中味に入る段になると、正直なところ、気が重く、陰鬱になってしまう。どう考えても制度が歪められていく一方で、不公正さが目に付き、考える方のこちらの精神状態が悪くなってしまう。 勿…