2006-03-28から1日間の記事一覧

静脈としての「バス」

では果たして今後バスの役割に期待を掛けなくて良いものであろうか、今でさえ8割のバス事業者は客離れで赤字経営を余儀なくされていると云う。 反面、風雨の日ともなれば、晴天の日に倍する乗客が殺到するのも日常的光景である、これから先、確実に高齢化社…

あるべき交通体系

さて、我々として、基本として重要なことは「本来あるべき交通体系」への視点であり、現状にゆがみがあるとすればその原因・対策・誘導策ではあるまいか。 本来、遠距離交通手段としては鉄道(列車・電車)が、中距離手段としてバスがその役割を担っている。自…

―上記に対する自分の意見―

一般論として、自転車は省資源無公害の大衆の足であり、これを放置自転車が多いから「自転車利用者を悪者扱いするのは理不尽」と論述されるのも一理はある。 かといって、これら一部の自転車利用者の放置行為を是認した上で、「大きく市民権を与える」との論…

―「自転車奨励へ政策転換を」の論旨―

「今の放置対策は自転車悪者論に立つもので根本的解決策とはなり得ない、むしろ自転車を交通の主役と位置付け、社会的受け皿作りをすべきである」。 上記は昭和61・6・18付け、朝日新聞「論壇」での寿福真美氏(大学教授)のご意見の要旨である。