2006-05-15から1日間の記事一覧

平和を阻む「アメリカの独善」

ところが、唯一、超大国アメリカは独立宣言後今日までの230年の間、直接本土へ攻め込まれ本土が戦場になった経験を持たない国である。彼等には戦争は他国へ出かけてやるものでアメリカにとって戦場の惨禍は所詮「他所事」なのだ。 第二次大戦以降の戦争は殆ど…

指導者の叡智

第二次大戦後、ヨーロッパで、かっては敵味方で戦った二人の賢明な指導者が、灰燼と帰した国土の上に立って会談し、「子孫に再びこのような愚かな戦争の惨禍を繰り返してならない」と、1950年歴史的な決断を下した。 「戦争は経済的格差が大きな原因」、と見…