対峙から迎合へ

既述(1月16日―18日)の通り、イギリスBBCの場合も、「公共放送」ではあるが保守党と労働党政権交代があって常時政権とは緊張関係にある。日本の場合、長期一党支配体制下、甘えと癒着を招いたと言われたとしても仕方ない。
NHKの歴史を見ると60年代までは「報道機関」として、政権と「対峙」していたが、田中内閣当時から「妥協」に変じ、更には「屈服」の時代へ70年代には「服従」時代となり80年代以降は「迎合」に入ったと言われる。