「ペーパーテスト」


これら3人に代表される昭和の「秀才」を選抜し特権の地位を与え「印籠」を持たせたのが「陸大試験」「高等文官試験」「外交官試験」等に見られる「エリート選抜制度」である。


そしてその制度が今の社会でも益々定着し、「ペーパーテスト」による「試験社会」から「資格社会」にまで敷延化せんとしている。であれば、今後もこの「試験制度」で日本の根幹部分の指導層が構成されて行くと考えなければならないのだろう、今正にその事を真剣に考えるべき時だと思う。