平成の17年に10人の総理大臣


昭和と平成の「幕引き役」は、「気配りの名人」、竹下登氏が担った。然しこの人も又、平成12年6月19日に76歳の生涯を閉じられた。竹下さんの後の「総理大臣」は、宇野−海部−宮沢−細川−羽田−村山−橋本−小渕−森−小泉、と続いて来た。今の小泉さんが10人目、小泉さん迄、実に9人の方が在任している。17年間に10人だから、平均すると「1年半余り」になろうか。


尤も、(ご本人には申し訳ない事だが)、在任69日(宇野さん)、64日(羽田さん)と、短い方が2人もおられて、明治18年の初代伊藤博文以来88代、その中で2番目と3番目の短期記録保持者となった。(最短期は、第43代内閣の東久爾宮稔彦王の54日間、付言すると東久爾宮稔彦王は102歳の長寿を全うされて、平成2年に亡くなられた)