「民主主義国」の条件


かってオランダで干拓地を視察した折に、将来移転する予定の町で「補償問題」に話題が移り、同行の誰かが「こんな時に政治家が関与しないか」と聞いた時に、彼らは怪訝な表情で「万一理不尽な関与をすると、そんな政治家は選挙で必ず落選します」「第一そんな人はいませんよ」だった。これはオランダに限った事ではない、ヨーロッパ・北欧はもとより民主主義国を標榜する以上は、どの国もそうなのである。


「税金」の事から随分外れたようである、明日からは少し堅苦しい事になるが税金、特に税目ごとに近年どのように変化してきているかを大まかに見てみたい。


(写真はホテルロビーから見る東京・五月の風景)