キャピタルゲインの脱落


第二に利子・配当等の投資所得、それに株式投資・土地投資からの資産運用から生じるキャピタル所得・資産性の所得が分離課税の下で低率の税率で済まされ、或いは脱落して「総合課税」の原則が機能せず空洞化してしまっている。


徴税当局と政治はこれらの税制の処理によって税収が漸減していくので、その不足分を大衆課税に求めようとするから益々資産格差や所得格差が拡大し、それが社会的不公平を拡大している。この悪循環を繰り返しているのが現状である。