米ドル切り下げで徳政令

okamakoto2005-06-15



21世紀の現在、経済力で台頭著しい中国に対し「中国の人民元が安すぎる、引き上げろ」と、アメリカと日本が歩調を揃えて迫っている。中国から安い製品が怒涛のように輸出されるのは中国元とアメリカドルの交換比率に問題があるからだ、と言うのがアメリカ(及び同調する日本)の言い分である。


それと同じ構図が20年前の85年9月にアメリカと日本であった。「太平洋戦争」で攻守逆転した転機が「ミッドウエー海戦」だったように、日本は経済戦争緒戦でアメリカから大敗戦を喫するのだが、その転機となったのが「プラザ合意」と言え、その経緯と概要は下記の通りである。