2005-06-16 日米協調利下げ 85年のプラザ合意の後、ドル資産がほぼ半減したのだが、これに懲りてジャパンマネーは、もうアメリカから引き揚げて良さそうなものだがそうはならなかった、日本がアメリカを先導する形で、思い切った金利の引き下げをしたからである。 公定歩合はアメリカがベーカー財務長官の主導で10%台から順次6%台までに引き下げたが、日本は一挙に2.5%の超低金利に引き下げた。ドル通貨の価値は確かに下がったものの金利差だけは歴然と維持してアメリカからの資金流失は食い止めたのである。