企業主役の社会

okamakoto2005-07-19



20世紀末にヨーロッパ・日本にまで波及した「アメリカン・ロマンチズム」は、「市場が社会や経済」をコントロールし,その「市場には企業」があり、企業を「支配するのは資本」と言うものである。

即ち「株主資本主義」の思想である。


従って法律や政策は資本家にとって有利なものであって当然、と言う考えである。要は大企業と金持ちを優遇する政策である。


この思想はアメリカの各界―マスコミ・政界・経済界・言論・各種学会から国際機関までも巻き込みグローバリズム化し, 「株主価値の最大化」と企業の「新ビジネス帝國」構想として全世界的に広まっていく。