変化した企業経営の文化


アメリカ風の企業文化の中では従来から「株価」が成功を計る最も重要な物差しとして考えられて来ただけに,企業の株価上昇を唯一・最大の目標として企業が運営されるようになった。


それまでの企業の優先課題だった「社員の福祉」や「製品の品質」とか「顧客へのサービス」よりも,むしろ「株主へのリターン」が最重要視されるようになったのである。


その結果がどのような問題を惹起するのか,明日はブッシュ政権も絡むと噂される「エンロン事件」で、アメリカの「大企業経営陣の腐敗」の実態を見る事としたい。



(写真は路傍の花)