「窮すると歯向う」


残念ながら「勝者」には、「弱者」や「敗者」の真の理解者たり得ないものだ。(勿論、決して「テロ」を容認しているのではない)が、「窮すると歯向う」のは、弱者の常である。


歴史の旧いヨーロッパ諸国や北欧等は,争いの素は「貧困」にあり、と、歴史から学び取り、公的な福祉政策や弱者・老人対策を積み上げて来ているように思う。


人の「心に縄を掛ける」事は出来ないし、現実には「食うや食わずやの人間」が地球上に3人の内2人もいるのだ。


最も弱者の理解者になれるのは「敗戦国」日本の「大衆」,特にトラウマのない「若者達」ではなかろうか。



(写真は路傍の花)