「ジャーナリズム」の役割


本来、市場経済社会に期待される権力への監視役は「批判者」としての「ジャーナリズム」である。然し既述したようにアメリカのメディアも「9・11事件」が「トラウマ」となってしまった。


残念ながら、日本全体が既に60年前の敗戦でアメリカの「トラウマ」にはまり込んでいて,権力の勝者「自民党政権」もアメリカの「家臣」に慣れ切ってしまっている。


本来,健全な「ジャーナリズム」は「権力のガス抜き装置」でもある。それが権力の「維持装置」に堕してしまっては国全体が「自滅」するのみだ。